[要点整理] ・外貨預金の預入れ期間は、銀行などが自由に設定できます。 ・外貨預金の金利は、通貨ごとに異なります。
外貨預金の預入れ期間は?
外貨預金の預入れ期間は、銀行など各金融機関が自由に設定できることになっています。 外貨定期預金の主なものは、期間が1〜12か月となっているようです。定期預金は1、2、3、6、12か月が主流です。
ちなみに、外貨当座預金は無利息ですが、外貨普通預金とともに自由に引出ができます。これは、これらの外貨預金が外貨の決済口座として利用されるからです。
また、外貨通知預金の場合は、7日間据置後は自由に引出ができます。
外貨預金の金利水準は?
外貨預金の金利は、海外金利を基準に決定されますが、これは、預入金額や通貨の種類、預入金額、取扱期間によって異なります。 最近は、豪ドルなどの高金利通貨が人気のようです。
ちなみに、定期預金の利払は満期時一括払いです。
ここで注意しなくてはいけないのは、円貨から外貨に換えるとき、または外貨から円貨に換えるときには為替手数料がかかることです。 実質利回りを計算するときにこれらを含めて計算しないと、あとで思っていた利回りと違っていたということになりかねませんので注意が必要です。
途中で換金した場合は?
中途解約した場合は各金融機関によって対応が異なりますが、日本の銀行では定期預金の中途解約を認めているのが一般的です。 ただし、外国銀行では定期預金の中途解約は原則認めていませんので留意しておく必要があります。
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