[要点整理] ・複利型商品は、元本に収益を加えた金額に対して収益が計算される商品です。 ・複利型商品の満期時の元利合計額=元本×(1+利率)^満期までの年数
複利型商品とは?
複利型商品というのは、元本(最初に投資した金額)に収益を加えた金額に対して収益の計算が行われる商品のことです。
代表的な商品としては、定額貯金、ワイド、ビッグなどがあります。
計算式は次のようになります。 複利型商品の満期時の元利合計額=元本×(1+利率)^満期までの年数
具体的には?
たとえば、元本3,000万円を満期まで3年で年利6%の1年複利型商品に投資したとすると、税金を考慮しなければ、
■1年目の元利合計額 3,000万円+3,000万円×6%=3,180万円 ■2年目の元利合計額 3,180万円+3,180万円×6%=3,370万8千円 ■3年目の元利合計額 3,370万8千円+3,370万8千円×6%=3,573万480円
となり、満期時の元利合計額は、3,573万480円になります。
これを次の公式にあてはめても同じ結果が得られます。 複利型商品の満期時の元利合計額=元本×(1+利率)^満期までの年数
3,000万円×(1+6%)^3年=3,573万480円
▼ 関連トピック ・利払型商品と収益満期受取型商品とは?
・経済成長率とは?
・単利型商品とは?
・固定金利型商品と変動金利型商品
・インターバンク市場とは?
・オープン市場とは?
・複利型商品とは?
・元本保証型商品と実績配当型商品
・景気動向指数とは?
・国内総生産(GDP)とは?
|