[要点整理] ・国内総生産(GDP)は1年間に国内で産み出された財・サービスの付加価値の総額のことです。 ・付加価値には、三面等価の原則が成り立ちます。 ・国内総生産(GDP)には名目値と実質値があります。
国内総生産(GDP)とは?
国内総生産(GDP:Gross Domestic oduct)というのは、1年間に国内の経済活動により生み出された財・サービスの付加価値の総額のことです。
たとえば、企業が1,000円の材料を使って1,500円の製品を作ったとすると、1,500円−1,000円=500円が付加価値ということになります。
このような付加価値を合計したものがGDPと呼ばれるものです。
三面等価の原則とは?
三面等価の原則というのは、「生産=支出=分配」という等式が成り立つことをいいます。
つまり、付加価値というのは、必ず誰かが利用するか在庫になるので、供給側からみた生産と需要側からみた支出は等しくなり、また、分配される量とも等しくなるということです。
供給側からみた支出の総額は国内総支出(GDE)といいますが、これは理論的にGDPと等しくなります。
国内総支出(GDE)とは?
国内総支出(GDE)は、国内需要(内需)と財貨・サービスの純輸出(外需)に分けられます。 内需にはさらに民間需要と公的需要がありますが、いわゆる個人消費といわれているものは、この民間需要のなかの民間最終消費支出のことをいいます。
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