基礎から始める外貨建商品入門



コール市場は資金の過不足調整について

どのような市場ですか?

コール市場という名称の由来が、money at call(呼べばすぐに戻ってくる資金)ということからもわかるように、コール市場というのは、短期的な手元資金の過不足を調整するために、民間の金融機関同士が貸し借りを行う代表的な市場をいいます。

なぜ、コール市場が存在するのですか?

金融機関では、個人や企業からの預金によって資金が流入する一方で、企業等への貸付けにより資金が流出します。

さらに、債券や株式等の売買によっても資金が出入りしています。

コール市場というのは、このような日々の取引を通じて大きな資金の過不足が生じうるため、それを調整する目的で存在します。

よってコール市場は、各金融機関が機動的に運営するために重要な役割を担っているといえます。

コール市場の種類は?

コール市場には、次のようなものがあります。

有担保コール
⇒ 借り手が貸し手に担保を預けるものです。

無担保コール
⇒ 借り手が貸し手に担保を預けないものです。

このうち、1営業日のみ取引を行う「無担保コール翌日物」が市場残高の過半を占めています。

なお、この取引を行う際に用いられる金利が「無担保コール翌日物金利」であり、日本銀行が金融政策を実施する際に誘導目標としています。


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