悪質なFX業者の根絶へ
2005年7月に大きく改正された金融先物取引法が施行されたことにより、すべてのFX会社は例外なく、電話営業や勧誘ができなくなりました。
この改正があった背景としては、それ以前の一部業者による強引かつ悪質な営業活動を根絶させるという意図があったものと思われます。
よって、この時点で、当時存在していた悪質な営業を行うFX会社は淘汰されています。
さらに、2007年9月に金融商品取引法(金商法)が施行されましたが、この法律はあらゆる金融業界に課せられた非常に厳しい法律です。
この法律も、投資家の保護を徹底するという観点から導入されたものですが、金融庁によるFX業者への厳重なチェック体制がこれ以後ずっと続いています。
こうした流れが意味しているものは、「貯蓄から投資へ」という大きな方針がより徹底され、その投資の中にはFXも含まれているということです。
これは、安心してFX取引ができるよう国が全面的にバックアップしているといってもよいと思われます。 |