先物取引とはどのような取引ですか?
先物とは、将来の一定の期日に現物を売買する約束のことをいいます。
わかりやすくいうと、「○月○日に金(ゴールド)を買う/売る」ことを、今の時点で値段を決めて取引するという仕組みのことであり、つまり、予約のようなものです。
金(ゴールド)の先物取引とは?
世界の金相場では、先物がメインのマーケットを構成しています。
なので、ニュースで金価格を報じている場合は、ニューヨーク商品取引所の金先物価格を指しているケースがほとんどです。
先物取引の特徴は?
先物取引というのは、将来の価格を現時点で確定できることから、値上がり・値下がりリスクを事前に回避できるという特徴を持っています。
具体的には、例えば、金の指輪を製造している会社が将来の仕入れを考える際には、今の時点より値上がりすると考えるのであれば、現時点で先物を買ってしまえば、その分安く購入できることになります。
ちなみに、このことを先物の持つ「ヘッジ機能」といいます。 |