金(ゴールド)はどのような用途に使用されていますか?
金(ゴールド)には、装飾品としての需要以外にも、通貨やその代替品、工業製品としての需要がありますが、その内訳としては、実は装飾品がほとんどです。
具体的には、金の70%弱は、指輪やネックレスといった装飾品や宝飾品に用いられています。
電子機器など工業製品向けの需要は、全体から見ればほんの10%強といったところです。
装飾品としての金(ゴールド)を使用している国は?
装飾品として金を最も多く使用している国は、インドです。
ちなみに、インドは、経済成長が著しい新興国BRICsの一角であり、中国に次いで世界で2番目の人口を誇っている国です。
そして、インドに次いで金の需要が多いのは、こちらも新興国の一角である中国です。
さらに、続いて上位には、中東の産油国が並んでいます。
このように金は、力強い経済成長が期待できる新興国での需要が大きいことから、その金価格を支える要因にもなっています。
|