ステート・ストリートの業務内容は?
SPDRゴールド・シェアのマーケティング・エージェントはステート・ストリートであるというのは前述の通りですが、この会社は次のような業務も担当しています。
■SPDRゴールド・シェアのマーケティング計画の作成・実行
■金融当局との折衝
■上場後のマーケティング活動
■マーケティング資料の作成
■ブランド管理・SPDRの商標のライセンス付与業務...など
SPDRゴールド・シェアは、ステート・ストリートのETFに関するノウハウ・知識とワールド・ゴールド・カウンシルの金(ゴールド)に関するノウハウ・知識が結合して誕生した画期的な商品といえそうです。
SPDRゴールド・シェアのプレーヤーの役割は?
SPDRゴールド・シェアに関係するプレーヤーのうち、信託受託者(トラスティー)はニューヨーク銀行で、受益証券の発行などを担当しています。
また、カストディアン(保管者)は世界屈指の金融機関、HSBCホールディングスの子会社HSBC銀行USAが務め、金(ゴールド)の現物を保管、受託・解約分配などを行っています。
さらに、認定参加者は証券会社が務めていますが、投資家の購入・売却窓口となっているほか金市場からの金(ゴールド)の買い付けなども担当しており、その役割は大きいといえます。
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