金ETF以外の貴金属ETFとは?
東京証券取引所には、金ETFだけでなく、次のような貴金属ETFも上場されています。
■ETFS銀上場投信(銀ETF)
■ETFS白金上場投資信託(プラチナETF)
■ETFSパラジウム上場投資信託(パラジウムETF)
■ETFS貴金属バスケット上場投資信託(貴金属バスケットETF)...など
上記4銘柄の貴金属ETFは、いずれも運用会社はETFSセキュリティーズであり、2009年8月24日に同時上場されています。
なお、貴金属商品ETFは、ここ4年間に全世界で72億ドル(およそ7200億円)の市場へと急拡大しており、日本においても、株式や為替と連動しない商品ETFの品揃えが豊富になっています。
現物拠出型とは?
上記の貴金属ETFは、5銘柄とも現物拠出型で、貴金属の現物を運用対象としています。
現物拠出型とは、指定参加者(マーケットメイカー)が現物バスケット(現物の組み合わせ)を拠出し、そのかわりに受託会社から受益証券を受け取るというやり方です。
なお、ロンドン証券取引所、ドイツ証券取引所、NYSEユーロネクスト、イタリア証券取引所との重複上場で、銀ETF、白金ETF、パラジウムETF、貴金属バスケットETFが日本の証券取引所に上場するのははじめてです。
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