金ETFの信託報酬は?
ETFというのは、運用に手間がかかりませんので、非上場の公募投資信託と比較すると、総じて信託報酬は安いといえます。
ここでの信託報酬とは、管理会社、信託受信者、カストディアン、マーケティング・エージェントなどの手数料が該当します。
また、この信託報酬は、信託財産の純資産総額をもとに、あらかじめ決められた料率で算出され、信託財産から差し引かれますl。
ちなみに、SPDRゴールド・シェアはゴールドの現物を保有しているだけですから、信託報酬は0.40%程度となっています。
金ETFの販売手数料は安い?
ETFを売買する際には、販売手数料がかかりますが、この販売手数料は、それぞれの証券会社が独自に設定しています。
ちなみに、一般的な投資信託には手数料無料(ノーロード)のファンドもありので、ETFが安いとは一概にはいえません。
金ETFの税金は?
金ETFの税金については、基本的に上場株式と同様です。具体的には、2011年12月31日までは特例措置として、上場株式などと合算して譲渡益の金額の合計額が年500万円までは10%(所得税7%、住民税3%)の税率が適用されます。
また、特定口座(源泉徴収あり)を選択すれば、10%源泉徴収され確定申告は不要です。
なお、年500万円超の分については、確定申告による分離課税となりますので、20%の税率となります。
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