下げ相場がチャンスになる投資法とは?
前述したように、商品価格については、しばらくの間は上昇したり下降したりを繰り返すと思われますが、このような相場では、「買い」からでも「売り」からでも入れますので、先物取引ではチャンスとなります。
世界中のマネーは、株式市場から商品市場へ、商品市場から債券市場へと、どこでも関係なく自由に行き来することができるのが今の時代ですが、そのような中で個人投資家が世界中のあらゆる市場を自力で観察し続けることは非常に困難であるといわざるを得ません。
このようなときに知っておきたいのが「マネージド・フューチャーズ」になります。
マネージド・フューチャーズとはどのようなものですか?
マネージド・フューチャーズというのは、商品先物や、株、債券などの金融先物も含めた世界中の先物市場をウォッチし、売買を行う投資手法のことをいいます。
ちなみに、このマネージド・フューチャーズは、2008年、世界金融危機の影響によって数多くの投資商品が値下がりを余儀なくされた中でも、順調に利益をあげています。
その中でも、システム運用型のマネージド・フューチャーズでは、取引はプログラムを使用し、コンピュータにより行います。
人間が売買に携わると、感情や感覚が混ざったり、ミスが生じたりする懸念がありますが、このシステムでしたら、世界中のマーケットを24時間監視して、チャンスを逃さず投資することができます。
よって、長期的な視点にたち、金を含めた商品への投資を考える場合には、ぜひとも注目してみたい手法といえます。
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