金価格の上昇トレンドはどこまで続くのですか?
いまサブプライムローン問題に端を発した金融危機の影響もあり、金投資に熱い眼差しが向けられているわけですが、金の魅力とはどのようなものなのでしょうか?
2008年に、金価格は一時1000ドルを超える高値をつけ、その後ややこれを少し下回る価格で変動していますが、金価格の上昇トレンドは今後も続くとみている識者は少なくありません。
短期的に高いリターンを得た後に若干の修正局面が訪れることはあるかもしれませんが、これについてはトレンドの反転ではなく、単なる小休止とみているようです。
金価格と他の貴金属との違いは?
金の1オンス当たりの価格は、2008年3月に1030ドルまで上昇した後、10月には680ドルまで下落しています。
この間、プラチナの価格は66%下落していますが、金の価格はわずか30%しか下落しておらず、2009年の金価格はまた1000ドル付近まで回復しています。
金価格と世界的なインフレ傾向・資源価格の動きとの関連性は?
インフレが進行しますと、それに伴い金の価格も上昇します。これは、コモディティ(商品)市場でも同様の現象が生じます。
ちなみに、インフレが沈静化すると、人々は紙幣を信用するようになります。 |