基礎から始める外貨建商品入門



純金積立の手数料と保管方法

純金積立にバーチャージはかかるの?

また、純金積立の場合、バーチャージはかかりませんが、その代わりに売買手数料が必要になります。

具体的には、例えば、1万円未満だと手数料が5%、1万円以上の場合には手数料が1.7%といった具合です。

純金積立の引き出しは?

純金積立で貯めた金(ゴールド)を引き出す際には、買取価格で現金に換えたり、金地金(金の延べ棒)や金貨(コイン)のかたちで受け取ったりすることもできます。

純金積立の保管方法は?

純金積立には、次の2種類の保管方法があるのですが、それぞれリスクが異なりますので注意が必要になります。

特定保管
⇒ 投資家の保有分と、販売会社・店との資産とは明確に立て分けていますので、もしその会社・店が破綻したとしても、金(ゴールド)そのものは投資家の手元に戻ります。
⇒ 安全性は高いです。

消費寄託(預託)
⇒ 投資家が購入した金(ゴールド)の運用を販売会社・店に任せる方法です。
⇒ 満期の時点で、投資家に何らかの利益還元が行われます(プレミアがつきます)が、金(ゴールド)の所有権は販売会社・店に移りますので、もしその販売会社・店が破綻した場合には、金(ゴールド)は投資家の手に戻ってこない可能性が高いです。

なお、投資初心者の場合は、「消費寄託」はリスクが高いので、保管方法としては「特定保管」を選択することをオススメします。


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