SPDR(スパイダー)ゴールド・シェア(銘柄コード1326)とは?
東京証券取引所(東証)上場の金ETFには、「SPDR(スパイダー)ゴールド・シェア(銘柄コード1326)」とETFS金上場投信がありますが、SPDRゴールド・シェアは、2004年11月にワールド・ゴールド・トラスト・サービシズ(管理会社)とステート・ストリート(マーケティング・エージェント)により組成された、米国初の商品現物型ETFです。
また、SPDRゴールド・シェアは、2008年6月30日に東京証券所に上場されていますが、NYSEアーカ取引所(ニューヨーク証券取引所グループの電子取引所)をはじめとして、メキシコ証券取引所、シンガポール証券取引所、香港証券取引所にも重複上場されています。
ちなみに、SPDRとは、大手ETFプロバイダー、ステート・ストリートのブランド名です。
SPDRゴールド・シェアの純資産総額は300億ドル(1ドル=100円換算で約3兆円)を超えており、純資産総額で世界第2位のETFとなっています。
SPDRゴールド・シェアの仕組みは?
SPDRゴールド・シェアは、金現物商品を対象としたETFで、信託法による信託契約の受益証券という形式をとっています。
なので、米国であれば、SPDRゴールド・シェアは、金地金との交換も可能です。
また、SPDRゴールド・シェアの裏付けとなる金地金は、米国の銀行の倉庫で厳重に保管されており、もし仮にその銀行が経営破綻したとしても地金は保護される仕組みになっています。
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