基礎から始める外貨建商品入門



金現物のデメリットは?

金現物にはどのような欠点があるの?

金現物には、金(ゴールド)を手元に置けるという大きなメリットがありますが、次のようなデメリットもあります。

小売価格がバラバラ
⇒ バーチャージやスプレッドは販売会社・店が決めるので、小売価格や買取価格が販売会社・店によって様々です。

売却の問題
⇒ 金現物を売却するのは簡単ではありません。

手数料の高さ
⇒ バーチャージやスプレッドは全然安くありません。

ニセモノに注意
⇒ 信頼できる販売会社・店で購入しないと、まがいものをつかまされる可能性があります。

保管の問題
⇒ 自宅で保管する場合には、盗難防止のために、金庫などを用意する必要があります。
⇒ 盗難リスクを最小限に抑えたい場合、販売会社や店の保管制度を利用することになりますが、保管料がかかる上に、現物を手元に置く楽しみも味わえません。

コインのキズに注意
⇒ コインの場合には、キズがつくと価値が下がりますので、保管に注意する必要があります。

コインの加工賃
⇒ コインの場合には、加工賃がプラスされ、金地金に比べて割高となります。

なお、金ETFは、現物を手元に置くという楽しみは味わえませんが、こうした金現物のデメリットを是正したものといえます。


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