インデックス型投資信託というのは、基準価額がベンチマークに連動するように運用される投資信託です。
わかりやすく言うと、日経平均株価などの株価指数に連動するように設計された投資信託のことをいいます。
インデックス型投資信託は上記のアクティブ型投資信託に対してパッシブ型投資信託とも呼ばれます。
この投資信託は、株式市場全体が上昇すれば値上がりしますが、逆に株式市場全体が下落すれば値下がりするという特徴をもっています。
よって、市場全体の動きを捉えたい場合や、特定の業種の株価指数に連動したタイプのファンドに集中投資したいといった場合に有効な投資信託です。
実際の運用は、効率の面から数十銘柄で運用されるケースが多いようです。
ちなみに、このインデックス型投資信託というのは追加設定のための組入証券の売買コストや解約のための現金部分などを常に保持しているので、インデックスそのものよりは運用成果がやや劣る場合もあります。 ・ベンチマーク
…運用成果の対象になる指数のことです。インデックス型投資信託の場合は、日経225、日経店頭平均、TOPIXなどの指数を指しています。
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