外国投資信託というのは、外国の投信運用会社が運用する外国で設定された投資信託を、日本国内に持ってきたもののことをいいます。

要は、ファンドの国籍が海外にある投資信託のことです。

この外国投資信託も国内の投資信託と同じように、色々なタイプのものがあるのですが、運用形態の自由度は国内のものよりもずっと高くなっているのが特徴です。

ちなみに、外国投資信託の代表的な商品は外貨建MMFです。

また、通常、外国投資信託を購入する場合には、外国証券取引口座を開設しなくてはならないので、口座管理料が取られるのですが、外貨建MMFのみを購入している場合には、口座管理料は徴収されません。

外貨建投資信託というのは、基準価額が外貨表示になっている投資信託のことです。

以前は、日本国内で設定される投資信託は円建てのものに限定されていたのですが、1998年12月から外貨建ての投資信託の設定ができるようになりました。

外貨建ての投資信託の設定ができる前は、米ドル建MMFなどを国内で販売するには、海外で設定されたファンドを日本に持ってきて販売する方法しかなかったのですが、これによって、日本の投信会社も外貨建投資信託の設定ができるようになったのです。