基礎から始める外貨建商品入門



移動平均線によるトレンド判断

移動平均線

移動平均線の種類は?

移動平均線の計算方法には、単純移動平均、加重移動平均、修正平均、指数平滑平均などさまざまな種類があります。

ただし、過去のシミュレーションを行うと、どの計算方法によっても、パフォーマンスにはそれほどの差がでないといわれています。

なので、どの移動平均線を使用するのかというのは、投資家の好みによるのですが、皆が見ているという意味では、単純移動平均線を使うのがよいと思われます。

移動平均と算術平均の違いは?

一般に統計学のデータ処理では、平均値はそのサンプルとなるデータ群の真ん中に置こうとする「算術平均」を使いますが、相場の世界で使用する移動平均は、平均値を直近のデータ、つまりその日の終値のところに置くのが特徴です。

例えば、12か月算術平均線というのは、12か月移動平均線を6.5か月分過去にずらした曲線になります。

これは、ある年の1月から12月までのデータの平均値を6月と7月の間に置いて、それらを結んだものが12か月算術平均線になるからです。

よって、2つの平均線は同じ形をしていますが、12か月算術平均線の方が6.5か月だけ12か月算術平均線よりも右にずれることになります。


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