金が歯科治療に使われるようになったのはなぜですか?
金歯はお金持ちのアイコンともいえますが、そもそもなぜ金が歯科治療に用いられるようになったのでしょうか?
まず、歯は非常に複雑な形状をしているため、クラウン※は加工しやすい素材である必要があります。また、次のようなことなどが要求されます。
■歯としての強度
■錆びないこと
■金属アレルギーを起こしにくいこと
■再び虫歯が起こる可能性が低いこと...など
これは、歯は毎日使用しますし、常に唾液にさらされているからです。金は、そのすべての部分で他の金属よりも優れているといわれています。
※歯のかぶせ物のことを、専門用語で「クラウン」と呼びます。
歯科治療に使われる金の種類は?
歯科治療に用いられる金についてですが、純金ではやわらかすぎることから、実際には金に銀や白金、パラジウムなどを混ぜた合金が使用されています。
なお、金の含有量が多い高級品ほど、金色に輝くということになります。ただし、高級品には健康保険はききません。
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