日本のペイオフ解禁は?
日本では、バブル崩壊以降多くの金融機関が破綻に追い込まれました。
しかしながら、この頃はまだペイオフが解禁されていなかったので、金融機関が破綻しても預金は全額保護されました。
2003年頃になりますと、金融システム不安はようやく解消しましたが、2003年には再び世界の金融機関が厳しい金融危機にさらされました。
これは、サブプライム問題に端を発して、欧米の金融機関の損失が大きく膨らんだことが原因です。
金融不安と金(ゴールド)との関係は?
破綻懸念がある金融機関にお金を預けている人は、経営不安のうわさが流れた段階で、できるだけ破綻する前に預金を引き出そうとします。
しかしながら、他の金融機関に移そうにも、金融危機が広がっている場合には、資金の行き先は限られてしまいます。
このように株式市場も大きく混乱する中、最後に残った安全資産である金(ゴールド)に向っているのです。
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