金(ゴールド)はどれくらい上昇しているのですか?
金(ゴールド)の価格は、2008年に一時1トロイオンス=1000ドルを突破し、ここ10年間ではおよそ3倍もの上昇を見せています。
ちなみに、同期間、比較的有利な定期預金(年利1%)で運用したとしても、1.093倍程度ですから、金(ゴールド)の上昇がどれだけすごいのかわかるかと思います。
金融危機と金(ゴールド)の価格上昇
過去10年間の金価格の推移を見ますと、金(ゴールド)の価格は、1999年に1トロイオンス=約250ドルの安値をつけた後、2008年には一時、1000ドルを超えるまでに上昇しています。
その後、サブプライム問題に端を発する金融危機や、世界景気の後退懸念を受けて落ち着きを見せてはいますが、2000年と比較するとおよそ3倍の水準となっています。
金は流動性が高い?
金は世界中で換金可能ですから、流動性が高いといえます。
株は銘柄により流動性が異なりますし、不動産は時価が不透明で現金化も困難ですが、金(ゴールド)でしたら、それ自体が国際通貨ともいえる流動性をもっているといえます。
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