株が紙くずになるのはどのようなときですか?
近年、サブプライム問題の影響により、日本の不動産市場への資金供給が鈍った結果、株式を上場している不動産関連企業や建設業の倒産が目立っています。
このような中、決算が黒字であったにもかかわらず、倒産してしまった企業がいくつもあったことは特筆すべきことです。
企業が倒産すると、ほぼすべてのケースにおいて株は無価値になってしまいます。
つまり、株主が出資した金額を失うリスクは株式投資の原則ですから、いざというときにはしっかりと責任をとらされるのです。
もし、その会社が会社更生法や民事再生法の適用を受けて存続するケースでも、ほとんどのケースにおいて100%減資が行われますから、既存の株主が出資した資本金はなくなります。
そして、倒産した後は、株式市場では売りが殺到し、値がつかないままにほぼ無価値になるまで下落することになるのです。
金(ゴールド)は有事のときに頼りになる?
金(ゴールド)というのは、いざというときに、自ら抱えて逃げることも可能ですし、しかも変質しにくく、換金しやすいという特徴があります。
このように、様々な理由から、金(ゴールド)は「有事」の際には頼りになるといわれています。
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