外貨建MMFの特徴
サラリーマンの投資信託ガイド
トップ>特殊なファンドも知っておこう!

外貨建MMFの特徴


外貨建MMFについて

外貨建MMFというのは、マネー・マーケットファンドのことです。
日本のMMFが外貨建MMFをマネして作られたことからもわかるように、古い歴史がある商品です。

外貨建MMFは、外国投資信託の一種なのですが、運用は国内と海外の双方の委託会社によるものがあります。

また、外貨建MMFを扱っているのは一部の銀行や証券会社などになりますが、仕組みとしては外貨預金と同様です。

なお、証券会社の外貨建MMFの場合は、同じ通貨の外国株式や外国債券などの購入代金や、外国株式や外国債券などの売却代金なら、円に戻さないでそのまま外貨建MMFを購入することができます。

外貨建MMFの具体的な特徴は?

具体的な特徴は次のようになっています。

運用対象
安定的な収益の確保が基本になっているため、短期の債券が運用対象の中心になっています。
ちなみに、株式は一切組入れることができません。

購入単位
金融機関によってですが、米ドル建MMFの場合は、10ドル以上1セント単位を購入単位にするところが多いです。
ちなみに、購入時も解約時も為替手数料以外には費用はかかりません。

信託期間
信託期間は無制限です。購入・解約も自由にいつでもできます。
国内のMMFだと30日未満で解約すると1万口について10円の信託財産留保金がとられるのとは対照的です。

手数料
外貨建MMFの場合は為替手数料がかかります。
為替手数料は、片道50銭(往復1円)のところが多いですが、通常米ドル建の外貨預金の場合は片道1円(往復2円)なので、これに比べるとかなり安くなっています。

収益の分配
収益の分配は実績分配ですが、一般的には、同じ通貨の外貨預金よりは金利が高くなっている場合が多いです。

税金
外貨建MMFは、契約型の外国投資信託なので、分配金については20%の源泉分離課税、売買益は非課税になっています。
ただし、マル優の利用はできませんのでご注意ください。

特殊なファンドも知っておこう!
外国投資信託と外貨建投資信託
外貨建MMFの特徴
私募投資信託
プライベート・エクイティ・ファンド
投資信託と似ている商品

メニュー
トップページ
投資信託とは?
色々な投資信託の特徴を...
株式投資信託をもっと詳しく!
公社債投資信託をもっと詳し...
投資信託を分類してみる!
特殊なファンドも知っておこう!
投資信託制度の改正点
こんなところに注意しよう!
投資信託を評価してみよう!
相互リンク募集


Copyright (C) 2011 サラリーマンの投資信託ガイド All Rights Reserved