具体的な特徴は次のようになっています。
■運用対象
安定的な収益の確保が基本になっているため、短期の債券が運用対象の中心になっています。
ちなみに、株式は一切組入れることができません。
■購入単位
金融機関によってですが、米ドル建MMFの場合は、10ドル以上1セント単位を購入単位にするところが多いです。
ちなみに、購入時も解約時も為替手数料以外には費用はかかりません。
■信託期間
信託期間は無制限です。購入・解約も自由にいつでもできます。
国内のMMFだと30日未満で解約すると1万口について10円の信託財産留保金がとられるのとは対照的です。
■手数料
外貨建MMFの場合は為替手数料がかかります。
為替手数料は、片道50銭(往復1円)のところが多いですが、通常米ドル建の外貨預金の場合は片道1円(往復2円)なので、これに比べるとかなり安くなっています。
■収益の分配
収益の分配は実績分配ですが、一般的には、同じ通貨の外貨預金よりは金利が高くなっている場合が多いです。
■税金
外貨建MMFは、契約型の外国投資信託なので、分配金については20%の源泉分離課税、売買益は非課税になっています。
ただし、マル優の利用はできませんのでご注意ください。
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