「外枠方式」と「内枠方式」について具体的な数字を使って説明していきたいと思います。
例)
・元本1万円を100口購入する
・手数料率は3%とする
まず「外枠方式」の方ですが、こちらの場合は次のようになります。
・手数料=1万円×100口×3%=3万円
・消費税=3万円×5%=1,500円
・購入代金=100万円(1万円×100口)+3万円+1,500円=103万1,500円
次に「内枠方式」ですと次のようになります。
・手数料=1万円×3%=300円
・消費税=300円×5%=15円
・購入代金=(1万円−300円−15円)×100口=96万8,500円
おわかりになりますでしょうか?
「外枠方式」の場合は、購入時の基準価格である1万円からスタートするのに対して、「内枠方式」の方は、手数料や消費税などを信託財産の中から支払うので、9,685円(1万円−300円−15円)からスタートするという点が異なっているのです。
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