投資信託にかかるコストとしては、購入時の販売手数料・消費税と、運用時の信託報酬があります。

信託報酬というのは、投資信託の運用や管理に対して投資信託委託会社、販売会社、信託銀行に支払う費用のことです。

これは投資信託を購入してから換金するまでずっと払い続ける費用になります。

また、信託報酬率は投資信託約款で決められていますが、およそ年率0.5〜2.0％程度だと思われます。

信託報酬は、信託財産の「総資産総額」に一定の割合を掛けて日々計算され基準価額に反映されます。

これは日々の時価総額がベースになっているので、運用成績がよければ運用会社が受け取る報酬が増える（支払う報酬も増える）ということです。

信託報酬の内訳については、目論見書に書かれていますが次の3つに分かれています。

・委託者報酬・・・委託者が受け取る手数料です。
・代行手数料・・・委託者が事務代行業務の報酬として販売会社に支払う手数料です。
・受託者報酬・・・資産管理をしている受託者が受け取る手数料のことです。