さて、これらの評価機関のパフォーマンスの評価方法というのは、定量評価と定性評価に分けることができます。評価機関によって、どちらを採用するか、あるいは併用するかというのは異なります。
・定量評価
…過去の数値情報などをもとにして運用実績を分析する方法です。 国内の投資信託の評価機関はこちらが圧倒的に多いです。
・定性評価
…投資信託会社の運用体制、運用哲学、ファンドマネジャーの考え方・能力などを分析する方法です。
また、評価機関の評価対象になるファンドというのは、一般的にはいつでも売買できる追加型株式投資信託になります。
なので、単位型のファンドやMMF、中期国債ファンドなどの追加型公社債投資信託は評価対象にはなっていません。
さらに、ファンド設定後3年未満のものや純資産総額が10億円未満のものも評価対象からはずされています。
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